筋肉の仕組み
筋肉はゴム!
筋肉とはゴムのようなものです。
伸びたり縮んだりして形を変えていきます。
力を入れようとすると筋肉は収縮(縮む)して力を発揮するのですが、力発揮の仕方には大きく分けて3種類あります。
ここでは分かりやすいように腕の筋肉(上腕二頭筋)を例に説明します。
コンセントリック収縮(短縮性収縮)
ダンベルを持ち上げる時の筋肉の収縮のことです。みなさんも力こぶを出そうとすると肘を曲げますよね。このようにして関節を曲げて筋肉が短くなろうとする力発揮をコンセントリック収縮と言います。
エキセントリック収縮(伸張性収縮)
肘を伸ばしながら物を持って力を出す時、エキセントリック収縮といいます。
日本語だと収縮と言う言葉を使うので分かりづらいのですが、この時筋肉は長く伸ばされている状態(伸張性)になります。
アイソメトリック収縮(等長性収縮)
物を動かしたいけど力が釣り合って動かなくなる状態をアイソメトリック収縮と言います。
壁を思いっきり動かしてもビクともしないですよね。
その全く動かない状態のとき、体の筋肉はアイソメトリック収縮をしていることになります。